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NEWS

糸満市農業環境コーディネーターの取り組み 〜「赤土&クチャdeふぇすてぃばるin糸満」を実施〜

赤土等流出防止の啓発活動の一環として、糸満市農村環境改善センターにて「赤土&クチャdeふぇすてぃばるin糸満」が行われました。

 

当イベントは、地元の子どもたちに沖縄が抱える赤土等流出問題について理解を深めてもらおうと、3年前から毎年実施されています。糸満市では今回で3回目の開催です。

 

▲イベント会場入り口の横断幕

 

イベント会場では、農地で赤土等の流出防止活動を行なっている、糸満市農業環境コーディネーターの金城さん、徳里さんも対応されていました。会場には、赤土を見たり触れたりできる様々なブースがあり、お二人は主に展示コーナーで立ち止まった参加者に説明を行なったり、他のブースを周って参加者の対応補助を行なっていました。

 

▲子供たちに説明を行う農業環境コーディネーターの金城さん(右)と徳里さん(中央)

 

▲赤土検定を体験する子どもたちをサポートする金城さん(右)

 

模型を使った赤土等流出実験のブースでは、赤土等が流れる仕組みやその流出を防ぐ仕組みを、実際に模型に水を流して説明を行いました。実験の開始時間になると、子どもたちが集まり、赤土等の流出を止めるにはどうすればいいのか?について、説明に耳を傾けていました。

 

▲模型を使った赤土等流出実験

 

赤土を使ったキャンドル作り体験のブースでは、定員があるため整理券を配布していましたが、15時過ぎには整理券を全て配り終わっていました。こちらも時間制で体験が行われていましたが、開始時間には行列ができるほど大人気でした。

 

▲赤土を使った手作りキャンドル

 

▲キャンドル作りの受付で並ぶ参加者

 

また、グリーンベルトとして使用しているベチパーやゲットウの葉でおもちゃ作りを体験するブースもありました。

 

▲緑肥で作られたおもちゃ

 

いろんな色の土を使った塗り絵体験や、泥団子作りのブースもあり、子どもたちは夢中で赤土に見て触れて、楽しんでいました。特に、泥団子作りは大人気でブースはずっと子どもたちでいっぱいの状態でした。

 

▲いろんな色の土を使った塗り絵

 

▲泥団子作りに夢中な子どもたち

 

さらに、ステージでは化学実験ショーも行われました。ショーの時間になるとステージ前の椅子はすぐに埋まり、立ち見の方々でいっぱいになりました。空気砲や風船、ブロワーを使って、空気を使った実験を行いました。大きな空気の渦は台風になり、雨を降らせて畑の赤土等が海に流れてしまう、と赤土等流出問題と関連させて、自分たちでできる活動を行いましょうと締めくくりました。

 

▲化学実験ショーでの空気砲の実験

 

▲化学実験ショーの中で赤土等流出を説明

 

今後の展開について、糸満市農業環境コーディネーターの金城さん、徳里さんにお話をお伺いしました。「今後もこのイベントは続けていければと思っています。イベントに参加した子どもたちが、学んだことを家族や周りの大人たちに伝えていければいいなと思っています。特に、家族が農業をされている場合は、赤土等流出を防止する方法について伝えるように話しています。」

 

毎回、子どもたちを中心に200〜300人ほどの参加者に来場いただいています。今回も絶えず来場者で賑わっている様子から、地元にとって毎年恒例のイベントになってきているのかなと感じました。

 

でも、まだまだ試行錯誤しているところ。

「もっと、農業環境コーディネーターとしてできることはないか考えています。手作りで模型を作ったりしていますが、私たち農業環境コーディネーターが舞台で化学実験ショーを行っても面白いかなと、色々考えています。」

 

「赤土&クチャdeふぇすてぃばる」は、県内北部でも毎年開催されています。

農業環境コーディネーターさんを中心に、地域の方々がイベントを通して赤土等流出問題に関心を持っていただけることに期待したいです。