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赤土等問題について

島の土が美ら海を汚さないように
赤瓦やシーサーなどの焼き物から、サトウキビ、パイナップルなどの農産物など沖縄の文化や特産物を育む赤土等。沖縄の大事な資源である赤土等ですが、一度雨などで海に流出するとサンゴや魚などの海の生き物に被害を与える要因となります。

- 赤土等とは -

大切な島の土だから、
大切な海へは流さない

沖縄の大地は、本土の土とは異なる性質を持った亜熱帯地域特有の赤土等からなります。赤瓦やシーサーなどの焼き物、サトウキビやパイナップルなどの農産物や畜産物、沖縄の文化や特産品、風景までのすべてが、この赤土等からなる大地の恵みとなります。現在の沖縄の暮らしや文化は、この大地から生まれ育ったものです。赤土等は大事な資源でありますが、大雨や台風などにより、農地や裸地※2、開発地などの土壌が浸食されると、雨水とともに赤土等が河川に流れ込み、さらに河川を流下して海に流出し、拡散されます。川や海へ流出した赤土等は、表層を漂い、やがて沈下し堆積することで、サンゴや魚、もずくなど海の生き物に被害を与えています。

※2: 植物や建築物などに覆われておらず、土がむきだしになっている土地のこと。

赤土等の流出イメージ

- 現状と影響 -

流れた赤土等が海を汚す

粒子が細かい赤土等はなかなか沈殿せず、海中を浮遊し長時間にわたって海を濁らせます。その後、浮遊していた赤土等は沈下しサンゴや海藻などの水生生物の表面や海底に堆積します。サンゴに赤土等が堆積することによって、光合成の効率が悪くなるなど、サンゴに多大な悪影響を及ぼしています。サンゴが白化し更には死滅すると、サンゴ礁を産卵場とする魚や、そこを住みかとする小さな魚たちの隠れ場が失われてしまい、サンゴの減少とともに、居場所を失った多くの生物も姿を消してしまいます。

サンゴに赤土:赤土等の流出で荒廃した海底

- 流出防止策 -

赤土等の流出を防ごう

土地を耕す時期や農作物の収穫後や更新時、播種時など、畑が裸地状態になる時期に赤土等の流出が起こります。そこで、農地からの赤土等流出量を少しでも削減させる様々な対策が行われています。

緑肥

緑肥(畑面養生)

農作物を植えない時期の畑地(休耕地)にひまわりやクロタラリアなどの植物を植えて畑の裸地化を防ぐ。また肥料や雑草の抑制などの効果も期待できる。

グリーンベルト

グリーンベルト

畑の周りに植物を植えることで流出水がそこを通る際に濾過され、赤土等の流出を防ぐ。

マルチング

マルチング

サトウキビの葉などで表土を覆い、土壌の浸食防止に加え、雑草の侵入を抑制し、土壌水分の蒸発を緩和させる。

株出し

株出し

植え付け時期を雨の多い夏植えから、できるだけ春植えにすることで畑の裸地の期間を短くすることで赤土等の流出を防ぐ。